歌集・「わたしの歌集 この道」町田勝持様(埼玉県)
この度、詠みためておいた短歌を「わたしの歌集」として出版しました。若い頃には全く短歌には無縁でしたが、ある時この道に造詣深い人との出会いがあり、作歌するうちに興味が湧き、詠んでは批評いただき、毎週新聞に投稿もしました。
生方たつゑ先生の選によるはじめての一首「アルプスの清き流れに畝なしてワサビの花の白く咲きをり」は信州ワサビ園に旅した際に詠んだものです。この昔の旅の情景は今でも鮮明に蘇ります。「寵いゐる春の息吹きが北風に靡く柳の僅かに青む」柳の強い生命力に感動し、春への期待が膨らみます。以後、詠みためて今回の出版になりました。