
「こどもの太平洋戦争」紺野彰さん(福島県)平成28年7月発行
(平成28年福島県文学賞準賞を受賞)
昭和20年、著者は11歳、フィリッピンで壮絶な戦争体験をする。
その体験から戦争の非情さと平和の尊さを訴えている。
特に子どもたちに自分が体験したような思いをさせたくないという決意が漲っている。
著者の思いがこもった「あとがき」をご紹介させて頂きます。
兵士にだけ死があるのではなく、女子供にも死があり、さらに生き残っても負のベクトルは一生付いて回り、低い生活レベルを這いずり回ってようやく生きることになるのです。私の人生は、戦争でもみくちゃにされた人生です。太平洋戦争の戦場での子供の体験を元に、平和について一緒に考えてほしいのです。そしていつまでも平和が続いてほしい、平和であってほしい、いつまでも、いつまでも…。
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